チェーンリンク(LINK)でクジラの活動が増加しているとCryptoQuantのアナリスト、Darkfost氏が指摘する。
最近の分析で同氏は、バイナンスにおいて、トップ10のクジラによるLINK流出取引がそれぞれ8000LINKを超えた日が2回顕著に見られたと述べた。
流出の月間平均も着実に増加している。2月中旬以降、1日あたり約2000LINKから2600LINK程度へと上昇し、大口流出取引の活動増加がうかがえる。
これほどの規模で取引所から資金が流出すると、市場の売り圧力の供給量が減少する傾向にある。ただしDarkfost氏は、今回の調整局面以前の積み上げ局面でも市場トレンドは大きく変化しなかったと指摘した。
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機関投資家側の動向は一様ではない。SoSoValueのデータによれば、グレースケールおよびBitwiseのスポット型LINK ETFは上場以来、一度もネット流出を記録していない。累計流入額は9800万ドル超に達する。
しかし、資金流入ペースは大幅に鈍化している。月間純流入は12月の5900万ドル超から、3月には約1080万ドルに減少した。
ゼロ流入の日も複数みられ、機関投資家の需要は続いてはいるものの、力強さには欠ける印象を残した。
LINK自体は現在、7カ月連続で月間下落。これは史上最長記録である。4月上旬もすでに約2.3%下落し、8.5ドル付近で推移している。
クジラの積極的な買い集めと価格の弱含みがせめぎ合い、LINKは岐路に立つ。大口保有者が相場反転を見込んだポジションか、あるいは長期的な下落局面で平均取得価格を下げているだけかは、今後アルトコインのセンチメントが大きく動くまでは明らかにならない。


