BMNR株価は22.34ドルで推移し、日中で4%上昇。RSIの強気なダイバージェンスが今週2度目の点灯となり、オプション取引ではコールへのポジショニングが強まっている。
一方で、ビットマインへの機関投資家の関心は依然としてほぼゼロにとどまっている。機関マネーは勢いに追随していない。前回このダイバージェンスが現れた際は、13%の反発局面があったものの急速に失速した。日足チャートのヘッドアンドショルダーズパターンは、現在の動きが失敗すれば23%の下落リスクを示唆。
BMNR株価は1月初旬の高値をピークに下落基調が続いている。しかしモメンタム系指標であるRSI(相対力指数)は、底打ち反転の兆候を示している。
12月31日から4月9日にかけて、株価は安値を切り下げる一方、RSIは安値を切り上げた。これは典型的な強気ダイバージェンスで、売り圧力の弱体化を示唆。しかし、この局面では反発幅は13%に留まり、その後上昇は終息した。
12月31日から4月14日にかけても同様のシグナルが点灯。株価は再び安値を更新したものの、RSIは切り上げている。
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ビットマイン株のオプション取引も、短期の上昇傾向に沿った動きを示している。3月下旬時点のプット・コール取引高比率は1.04で、やや弱気ではあるが、ほぼバランスしていた。4月15日時点ではこれが0.35まで低下し、大幅にコール優勢となっている。
未決済建玉比率は0.47から0.42へと低下。これは既存の弱気ポジションが解消されたことを意味し、新規の取引はコール優位、旧来のプットは整理されている。
ダイバージェンスとオプション動向はいずれも短期的な強さを示唆する。ただし、前回も13%反発してすぐ失速した経緯がある。今回の試みが成果につながるかどうかは、ある指標次第となる。
日足チャート上のチャイキン・マネーフロー(CMF)は0.00付近で推移している。ゼロラインをほぼ維持しつつ、ネガティブ側に傾く状態が続く。
3月以降、CMFがゼロを上回る局面はわずか数回のみ。しかも毎回すぐにマイナス圏へ反落している。この傾向から、機関投資家は小さな反発局面に乗るだけで、BMNR株を本格的に積み増していないことがわかる。
こうした背景には全体構造が影響している。日足チャートにはヘッドアンドショルダーズパターンが形成中であり、弱気形状に該当。パターンが完成した場合、ネックラインからおよそ23%の下落が見込まれる。
ダイバージェンスは反発を示唆するが、CMFは機関投資家の参加を示さない。ヘッドアンドショルダーズは全体構造が弱気であることを示す。この相反が、今後の株価の重要ラインとなる。
ビットマインの株価チャートは、ダイバージェンスを裏付ける展開と、弱気パターンを確認する展開、その分岐点を明確にしている。
21.08ドルを下回ればダイバージェンスは否定される。この水準は直近強気シグナルが形成されたスイング安値。さらに下では20.87ドル(0.382フィボナッチ)が下支えとなる。19.46ドル(0.618フィボナッチ)割れでCMFの予測通りと判断でき、ここを切るとネックラインとなる17.17ドルがターゲット。ネックライン割れでは13.14ドル方向が見えてくる。
一方、日足終値で23.16ドル超えなら、現レンジ上限を回復することになる。この動きは右肩の弱体化とダイバージェンス継続の余地を広げることにつながる。さらに、その上の23.86ドルはヘッドの頂点であり、ここを超えれば弱気パターンは完全否定となる。
BMNR株価が23.16ドルを維持できるかどうかが、ダイバージェンスの成功と13%下落の再来を分ける。終値でこの水準を上回れば、機関投資家が追随する理由となる。21.08ドルを下回ると、チャートは再びヘッドアンドショルダーズ・パターンに戻る。

