Super Micro Computer(SMCI)は5月20日(水曜日)に8%超急騰し、その日のAIサーバー分野で最も注目された銘柄となった。
Super Micro Computer, Inc., SMCI
この上昇は、同社が2026会計年度Q3の決算を発表し、利益が予想を35%上回ったことを受けたものだ。非GAAP EPSは$0.84となり、予想の$0.62を上回った。
当四半期の売上高は102.4億ドルで、前年比123%増となった。ただし、ウォール街のコンセンサス予想は下回る結果となった。
売上高の未達にもかかわらず、投資家は今後のガイダンスに注目した。経営陣は2026会計年度の通期売上高目標を389億〜404億ドルのレンジに引き上げた。
同社はまたグローバルな生産拠点を拡大しており、経営陣はこれをAIインフラ需要の拡大に対応するための取り組みの一環として挙げた。
決算内容のすべてが順調だったわけではない。Super Microは需要に対応するための多額のキャッシュバーン、債務水準の上昇、在庫の積み上がりについて警告を発した。
経営幹部はまた、継続的な供給制約も指摘した。さらに同社は輸出関連の調査を開示しており、株式を注視している投資家にとって不透明感が一層増す要因となっている。
これらの要因が、過去1年間にわたるSMCIの苦境に寄与した。提出書類の遅延と監査法人の変更により投資家の信頼が揺らいだことで、株価は依然としてその期間中24%下落している。
水曜日の動きに先立ち、センチメントは静かに回復しつつあった。5月9〜10日の週末のRedditデータによると、SMCIの強気スコアは今月初めの弱気な落ち込みから68〜72のレンジに戻ってきていた。
水曜日の動きにより、SMCIはその日に同業他社を上回った。Dell Technologies(DELL)は約3.9%高、Hewlett Packard Enterprise(HPE)は約2.7%高だった。
しかし、時間軸を広げると状況は変わる。過去1年間でDellは112%高、HPEは89%高となっているのに対し、SMCIは依然としてマイナス圏にある。
Dellは直近四半期にAI最適化サーバーの売上高が89.5億ドルを記録し、前年比342%増となった。また2027会計年度に向けたAIのバックログは430億ドルに上る。同社は5月28日に2027会計年度Q1の決算を発表する。
HPEは直近四半期の非GAAP EPSが$0.65で、自社ガイダンスを上回った。ネットワーク売上高は前年比152%増の27.1億ドルとなった。次回の決算発表は6月1日の予定だ。
過去5年間では、SMCIは依然としてグループ首位であり、751%の上昇を記録。Dellの417%、HPEの134%を大きく上回っている。
Dell Technologiesは5月28日に決算を発表する予定であり、AIサーバーグループの次の主要データポイントとなる。
この記事はCoinCentralに最初に掲載されました。