欧州中央銀行(ECB)による消費者インフレ期待の最新調査によると、1年先のインフレ見通しは4%で安定したままとなっている。
3年先のインフレ見通しは、3月の3%から2.9%へと低下した。
5年先のインフレ見通しは2.4%で安定したままとなっている。
ECB よくある質問
ドイツ・フランクフルトに本部を置く欧州中央銀行(ECB)は、ユーロ圏の準備銀行である。ECBはユーロ圏の金利設定および金融政策の運営を担っている。
ECBの主要な使命は物価安定の維持であり、インフレ率を約2%に保つことを意味する。そのための主要手段は金利の引き上げまたは引き下げである。金利が比較的高い場合は通常ユーロが強くなり、その逆もまた然りである。
ECB政策理事会は年8回開催される会合で金融政策を決定する。決定はユーロ圏各国中央銀行の総裁およびECB総裁クリスティーヌ・ラガルドを含む6名の常任メンバーによって行われる。
極端な状況において、欧州中央銀行は量的緩和(QE)と呼ばれる政策手段を実施することができる。QEとは、ECBがユーロを印刷し、銀行やその他の金融機関から資産(通常は国債や社債)を購入するプロセスである。QEは通常、ユーロ安をもたらす。
QEは、単純な金利引き下げでは物価安定という目標を達成できそうにない場合の最終手段である。ECBは2009~11年の世界金融危機時、インフレが頑固に低水準にとどまっていた2015年、そして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミック時にQEを活用した。
量的引き締め(QT)はQEの逆である。QEの後、景気回復が進みインフレが上昇し始めた際に実施される。QEでは欧州中央銀行(ECB)が金融機関から国債や社債を購入して流動性を供給するのに対し、QTではECBが新たな債券の購入を停止し、既保有債券の償還元本の再投資も停止する。これは通常、ユーロにとってプラス(強気)となる。
Source: https://www.fxstreet.com/news/ecb-12-month-forward-inflation-projections-remain-steady-at-4-202606010848








