S&P 500は金曜日に2.5%下落し、10月以来最悪の1日となり、9週連続の上昇記録を終わらせた。それにもかかわらず、シティグループのストラテジスト、スコット・クロナートは同日夜、S&P 500の年末目標を7,700から8,100に引き上げた。
E-Mini S&P 500 Jun 26 (ES=F)
この新しい目標は、指数の直近終値から約10%の上昇余地を示唆している。
ナスダックも金曜日に1年以上ぶりの最大の1日下落を記録した。AI支出やブロードコムの収益に対する懸念が売り圧力の主な要因として挙げられた。
クロナートは、この下落が自身の見方を変えるものではないと述べた。指数をここから押し上げるのは、バリュエーションの拡大ではなく、収益成長であると考えている。
シティは2026年のS&P 500の1株当たり利益見通しを、2025年12月に設定した320ドルから350ドルに引き上げた。また、2027年の暫定EPS目標として400ドルを導入した。
クロナートは、AI関連の成長がテクノロジー企業だけにとどまらず広がっていると指摘した。他のセクターも恩恵を受け始めており、市場全体で収益の裾野が広がっているという。
シティグループは、近数ヶ月でS&P 500の目標を8,000超に引き上げた複数のウォール街の企業に加わった。
シティは現在のAI投資環境を、従来の景気サイクルではなく「一時的な設備投資スーパーサイクル」と表現している。この捉え方は重要で、今後の株価を正当化するために収益へのプレッシャーがより大きくなるからだ。
同社は、企業がAIから真の生産性向上を実現できるかどうかに、いずれ注目が集まるだろうと述べた。クロナートは、その証明はまだ市場から求められていないと語った。
シティは2027年以降について警告を発した。AI支出の一定の鈍化はいずれ避けられず、株式市場に「二日酔い効果」をもたらす可能性があると認めた。
現時点では、イラン紛争、原油価格、インフレ、金利などのマクロリスクは二次的な懸念事項だ。シティの見解では、投資家が注目しているのはAIの根本的なファンダメンタルズだという。
AI支出がある時点で後退しても、テクノロジーのより広範な普及が企業収益への新たな下支えを生み出す可能性がある。
S&P 500は金曜日の急落にもかかわらず、年初来で依然として約8%上昇している。
The post Citi Lifts S&P 500 Forecast to 8,100 After Friday's Selloff — Here's Why appeared first on CoinCentral.


