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機関投資家による円売りが2024年最高水準

2026/06/10 06:00
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レバレッジファンドおよび資産運用会社は、円(JPY)に対する売り持ちを合計110億ドルまで積み増した。2024年7月以来の高水準。

投資家が日本の為替介入にもかかわらず円安を見込んでいることがうかがえる。売り持ちポジションは3週連続で増加。

東京、大規模な資金投入で円安抑制を図る

3週間で売り持ちは50億ドル増加。市場はさらなる円安を見込む動き。

日本の介入にもかかわらず、弱気センチメントが広がる。円下落は続き、東京が市場介入に踏み切った。4月下旬には1ドル160円を突破。2024年に記録的なドル売り介入を招いた水準。

4月下旬から5月下旬にかけて、当局は11兆7300億円(約736億ドル)を投入。過去1か月間で過去最大。2024年の9兆7900億円を上回る。

介入は一時的な効果にとどまった。4月30日には円が過去2年で最安値の160.725から155.50まで反発。5月6日には155円近辺まで戻したが、その後再び円安に転じた。

安堵感は一時的だった。6月初旬には再び160円に接近。中東情勢がさらに円安圧力となった。

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円相場の推移円相場の推移 出典:TradingView

金利差、円安圧力を持続

The Kobeissi Letterによれば、日米の金利差が主要な構造的要因との見方。日本銀行の政策金利は0.75%。これは米国の水準よりはるかに低い。

この差により、低金利の円で高利回り資産を買うキャリートレードが有利となる。この戦略は長年にわたり円の重荷となってきた。これらのポジションが解消されるとき、投資家はリスク資産のエクスポージャーを減らす傾向があり、ビットコイン(BTC)などの資産にも影響が及ぶ可能性がある。

片山さつき財務相は、当局は引き続き対応できる態勢と表明。

日本銀行は6月16日に会合を開催し、金利を1%へ引き上げる可能性がある。利上げとなれば金利差が縮小し、記録的な円売り持ちの投資家を試す展開も。

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