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アルゴランド、新ロードマップで2027年末までに量子耐性強化へ

2026/06/19 16:25
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アルゴランド財団は2027年末までにブロックチェーンを量子攻撃に耐えうる設計に強化する方針。米国家安全保障局(NSA)の期限よりも前倒しで対応する。

ロードマップはネットワークの全レイヤーを対象とする。ユーザーウォレット、開発者ツール、合意形成メカニズムまでを網羅する。

Q-Dayを見据えたタイムライン

アルゴランド財団はQ-Day、すなわち量子コンピューターが現在の多くのブロックチェーンを守る暗号を突破する時点を想定して対策を進める。2027年の導入目標は、米国立標準技術研究所(NIST)が旧来のRSA鍵サイズを段階的に廃止する前に設定。同時に、NSAが国家安全保障システム向けに定めた期限より3年早い。

ロードマップによると、ネイティブな耐量子アカウントは2026年第3四半期のプロトコルリリースで導入予定。ユーザーはPeraウォレット内で新形式のアカウントを作成でき、全てのソフトウェア開発キットがこれをサポートする。

ステーキングも量子耐性アカウントから実施可能となる。また、2026年第3四半期のアップグレードで複数署名形式への同時対応も予定している。

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本取り組みは2022年に始まった。アルゴランドはFalcon方式で署名したState Proofsを導入済み。今年中には耐量子マルチシグネチャやトレジャリー移行も予定する。

財団のクリス・ペイカート最高科学責任者によると、稼働中のプロトコルをアップグレードするには数年を要し、10年末に向けて攻撃リスクも高まる。今後のリリースでアルゴランドがスケジュールを順守できるか試される。

競合チェーンも並行して対策を進める。TRONは2026年第2四半期に耐量子テストネット、同年第3四半期にメインネット導入を予定。ソラナは移行計画は十分に検証済みで、脅威が現実化すれば即座に展開可能としている。イーサリアム開発者は、Layer 1のアップグレードを2029年と見込む。

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