仮想通貨(暗号資産)を取引する窓口となる仮想通貨取引所。ビットコインをはじめとするさまざまな銘柄に興味があり、取引を始めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし日本の仮想通貨取引所にはさまざまな種類があり、初心者が仮想通貨を買うならどこがいいのか迷いますよね。
今回は、人気の仮想通貨取引所11サービスを、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともに、おすすめの仮想通貨取引所をランキング形式でご紹介します。ぜひ検討の際の参考にしてください。
ベストな仮想通貨取引所を探すために、人気の仮想通貨取引所11サービスを集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:取引所での取引量の多さ検証②:取引手数料の安さ検証③:日本円の入出金手数料の安さ検証④:通貨数の豊富さ(取引所・販売所)
おすすめスコア:4.63(2026/02/27時点)
手数料の安さと豊富な取扱銘柄が魅力。仮想通貨取引所の有力候補
「Coincheck」は、アプリのダウンロード数トップクラスを誇る国内大手仮想通貨取引所。暗号資産の取引だけでなく、NFTとの取引ができるサービスである「Coincheck NFT」も提供しています。スマホアプリは取引所に対応しておらず、取引所での売買をするにはブラウザでログインする必要がある点には注意しましょう。日本円の入金手数料は、コンビニ入金やクイック入金の場合は500円以上の手数料がかかるものの、銀行振込であれば各銀行の振込手数料しかかかりません。出金手数料は金額にかかわらず一律料金が必要ですが、400円程度に抑えられます。取引手数料も無料で、低コストで売買できるといえるでしょう。ビットコイン・イーサリアム・XRPといった主要銘柄にくわえ、取引所ではペペ(PEPE)やシバイヌ(SHIB)、ポルカドット(DOT)などさまざまなアルトコインを取引可能です。銘柄を豊富に取りそろえている点が大きな強みであり、その数はアルトコインを含め全30種類以上に上ります。自分の投資戦略に合わせた幅広い銘柄で取引できるでしょう。
おすすめスコア:4.41(2026/02/27時点)
入出金手数料が無料。銘柄の種類は少なめだが、初心者には十分
「GMOコイン」は、現物取引とレバレッジ取引で豊富な機能を提供する仮想通貨取引所。取引所取引に特化したツールである「WebTrader」を提供しています。日本円の即時入金サービスを利用すれば、入金手数料は無料。出金手数料は2,000万円を超える大口の出金の場合にのみ手数料が発生しますが、それ以下の場合は無料です。Taker注文では手数料がかかるものの、Maker注文では手数料がマイナスで報奨金として受け取れる点も特徴といえます。ビットコインやイーサリアム、XRPの主要通貨は取り扱っていたものの、検証した仮想通貨取引所と比較すると取引できるアルトコインの種類は少なめ。しかし、取引所ではポルカドット(DOT)・カルダノ(ADA)・ドージコイン(DOGE)などは売買できるため、初心者には十分といえるでしょう。
おすすめスコア:4.24(2026/02/27時点)
Vポイントと連携できる仮想通貨取引所。主要通貨の取引手数料は高め
「bitFlyer」は国内最大級の仮想通貨取引所であり、創業以来ハッキング被害ゼロを謳っています。Vポイントと連携して、Vポイントをビットコインに交換したり、ビットコイン決済でVポイントを貯めたりできる点が大きな特徴です。日本円の入金手数料は、住信SBIネット銀行からのクイック入金を利用する場合のみ無料。出金手数料は三井住友銀行への出金・それ以外の銀行への出金で異なり、さらに出金する金額によっても変動します。場合によっては500円以上かかることもあるうえ、取引手数料も高めなのでコストは抑えにくいでしょう。販売所での取扱通貨は多かったものの、取引所では豊富さに欠ける結果に。ビットコインやイーサリアム、XRPのほかは、ビットコインキャッシュ(BCH)をはじめとした数種類にとどまりました。主要通貨の取引ができればよい人には十分ですが、幅広い銘柄で取引をしたい人にとってはもの足りないといえるでしょう。
おすすめスコア:4.08(2026/02/27時点)
最安価格:0円(2026/02/27時点)
取扱銘柄は40種類以上と豊富。取引手数料の高さには要注意
「bitbank」は、アルトコイン取引量の国内シェアトップクラスを謳う仮想通貨取引所。日本円の即時出金に対応しており、24時間365日いつでも引き出せる点が魅力です。日本円の入金手数料は、銀行側の振込手数料のみが必要。出金手数料は出金する金額によって変動する仕組みですが、500円以上かかります。また、取引手数料もほかの仮想通貨取引所と比較すると高めだったため、頻繁に取引する場合はコストがかさみやすいでしょう。ビットコイン・イーサリアム・XRPの主要銘柄はもちろん、取引所ではダイ(DAI)やエイプコイン(APE)など40種類を超える多様なアルトコインも取引可能です。幅広い銘柄を取引したい中・上級者には選択肢になるでしょう。
おすすめスコア:3.97(2026/02/27時点)
豊富な通貨と高い流動性が魅力。取引手数料の高さは気になる
「OKJ」は、暗号資産をオフラインのコールドウォレットで管理するセキュリティ対策が特徴の仮想通貨取引所。入金・出金は24時間365日即時対応している点も魅力のひとつです。日本円の入金手数料は、銀行側の振込手数料のみが必要。出金手数料は、出金する金額に応じて手数料が変動します。主要通貨の取引手数料は比較した取引所のなかでは高めだったため、取引時のコストは抑えにくいといえるでしょう。ビットコイン・イーサリアム・XRPといった主要銘柄にくわえ、取引所ではイーサリアムクラシック(ETC)やアービトラム(ARB)など、ほかに取り扱っている取引所が少ない銘柄も売買できます。取引所・販売所ともに約50種類と幅広い通貨を取り扱っているため、さまざまなコインにチャレンジしたい人でも豊富な選択肢から選べるでしょう。
おすすめスコア:3.91(2026/02/27時点)
手数料の安さが魅力的。取引量の少なさは気になるポイント
「BitTrade」は、強固なセキュリティ対策を謳う仮想通貨取引所。暗号資産はインターネットに接続しないコールドウォレットで管理されるため、ハッキングのリスクが少ない点が特徴です。クイック入金なら、日本円の入金手数料は無料です。出金手数料も300円程度に抑えられますが、取引手数料はやや高め。主要通貨の取引量が多くなかった点にも注意が必要です。ビットコイン・イーサリアム・XRPなどの主要銘柄はもちろん、取引所ではBSV(ビットコインSV)・ASTR(アスター)などさまざまなラインナップがありました。販売所の取扱銘柄数もトップクラスに多く、ソラナ(SOL)やペペ(PEPE)、ドージコイン(DOGE)などを取り扱っています。豊富な選択肢から投資目的に合わせて検討できるでしょう。
おすすめスコア:3.85(2026/02/27時点)
手数料の安さが魅力的だが、取引量の少なさは気になる
「BITPOINT」は、SBIグループの仮想通貨取引所。手数料ゼロのビットコイン積立サービスや、暗号資産を保有するだけで日本円で報酬が受け取れるステーキングサービスを提供しています。即時入金なら、日本円の入金手数料は無料。出金手数料は月に1回まで無料であるため、頻繁に出金しないならコストを抑えられます。主要通貨の取引手数料も無料ですが、取引量が少ないため、スプレッドが広くなる可能性がある点には注意しましょう。ビットコイン・イーサリアム・XRPの主要銘柄のほか、取引所ではソラナ(SOL)やドージコイン(DOGE)、シバイヌ(SHIB)など多様なアルトコインを取引可能です。さまざまな銘柄から希望に合う投資対象を選べるでしょう。
おすすめスコア:3.79(2026/02/27時点)
楽天ポイントを暗号資産に交換可能。証拠金取引をするならあり
「楽天ウォレット」は、楽天経済圏ユーザー向けの仮想通貨取引所。楽天ポイントを暗号資産に交換したり、暗号資産を楽天キャッシュにチャージして楽天市場などでの買い物に使ったりできます。取引所では、現物取引ではなく証拠金取引(レバレッジ取引)のみの対応である点には注意しましょう。日本円の入金時は銀行側の振込手数料のみが必要ですが、出金時は楽天キャッシュへのチャージなら無料。主要通貨のTaker注文時の取引手数料は無料であるうえ、Maker注文の場合は手数料がマイナスなので報奨として仮想通貨を受け取れます。売買できる仮想通貨の種類は少なめで、取引所ではビットコイン・イーサリアム・XRPの主要銘柄のほかにはカルダノ(ADA)やポルカドット(DOT)などの数種類にとどまりました。特定の銘柄で、ハイリスク・ハイリターンの証拠金取引に挑戦したい人には選択肢になりますが、現物取引は販売所でしかできないため初心者には候補になりにくいでしょう。
おすすめスコア:3.74(2026/02/27時点)
入出金手数料無料が魅力。しかし、主要通貨の取引量はもの足りない
「SBI VCトレード」は、SBIグループ傘下の仮想通貨取引所。取引所・販売所での取引だけでなく、積立やステーキング、保有している暗号資産を貸し出すことで賃借料を受け取れるレンディングのサービスも提供しています。日本円の入金手数料・出金手数料ともに完全無料である点は大きなメリット。主要通貨のTaker注文時の取引手数料は無料ではない点や、ビットコイン・イーサリアム・XRPすべてにおいてほかの取引所と比較すると取引量が少なく、スプレッドが広くなる可能性が高い点には注意が必要です。販売所では豊富な銘柄を取り扱っていたものの、取引所で売買できる銘柄は主要通貨3つにくわえてライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)などの数種類にとどまりました。取引所で幅広い通貨の売買をしたい人にはもの足りないといえるでしょう。
おすすめスコア:3.43(2026/02/27時点)
XRPの取扱なし。取引量が少なく、スプレッドが高くなりやすい
「Zaif」は、現物取引だけでなくレバレッジ取引や積立にも対応した仮想通貨取引所。利用額に応じてビットコインが還元されるクレジットカードである「Zaifカード」も提供しています。主要な仮想通貨のひとつであるXRPの取扱はありません。日本円の入金手数料は入金方法によって異なりますが、銀行振込の場合は銀行側の振込手数料のみがかかります。出金手数料は、出金する金額によって手数料が変動し、金額によっては500円以上かかる場合も。Taker注文時の主要通貨の取引手数料は、ほかの取引所と比較すると高かったうえ、ビットコインとイーサリアムの取引量も少なめでした。XRPの取扱はないものの、取引所ではネム(XEM)やクレイ(KLAY)、ポリゴン(MATIC)などの多様なアルトコインを取引可能です。しかし、取引の際のコストを抑えにくいため、暗号資産の取引をするには不向きといえるでしょう。
監修者:伊藤亮太(Ryota Ito)(ファイナンシャルプランナー)
ガイド:大島凱斗(元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当)
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