シーリングファンライトは空気を循環させるファンつきの照明。プロペラがついたおしゃれなものやファンの周りをLEDで覆うタイプなど、様々な形があります。しかし、ちゃんと空気が循環するのか、天井が低いマンションの部屋でも使えるのか疑問に思う人は多いのではないでしょうか。また、普通のシーリングライトとは見た目から違うため、ちゃんと明るいのか、自分で取りつけられるかも不安ですよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のシーリングファンライト13商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。選び方とともにおすすめのシーリングファンライトをランキング形式でご紹介します。マイベストが定義するベストなシーリングファンライトは「冷暖房効率を上げられるほど空気の攪拌性に優れていて、シーリングライトの代わりとしても使いやすい機能を備えた商品」。ぜひ購入の際の参考にしてください。
マイベストではベストなシーリングファンライトを「冷暖房効率を上げられるほど空気の攪拌性に優れていて、シーリングライトの代わりとしても使いやすい機能を備えた商品」と定義。ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のシーリングファンライト13商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。検証①:空気の攪拌力検証②:風の直進性検証③:攪拌に関わる機能検証④:明るさに関わる機能
おすすめスコア:4.55(2026/01/22時点)
最安価格:17,800円(2026/01/22時点)
空気を循環させる性能・機能が豊富。明るさは4.5畳向け
VENTOTAの「シーリングファンライト Forte」は、LEDライト一体の商品。羽は42cmと大きいものの、ライトがフラットなため厚さは31cmと薄めです。羽つきタイプですが、マンションでも圧迫感を抑えられるでしょう。暖房時に適した回転では、ファンの近くの空気をしっかり収束させ、気流ができていました。床近くに広がっている空気を一直線に収束させるには力及ばずでしたが、暖房効率を上げられそうです。冷房時の回転では、扇風機のように強い風が吹きつけます。床までしっかりと空気が届くので、冷房効率UPも期待できるでしょう。また、風量を6段階に調節できるので、風が強くうっとうしいと感じる心配もありませんよ。LEDライトは明るさを8段階に調節できます。光の色は、青白い昼光色・昼白色・黄色っぽい電球色の3色に調節可能。作業に合わせて最適な光にできる、照明としての性能に優れた商品といえます。ただし、4.5畳の小さめな部屋に適した明るさのため、広い部屋では暗く感じるかもしれません。不規則な風を発生させて、自然に近い風が吹く機能も搭載。窓を開けて換気しているときのように、自然に空気を循環させられそうです。リビングの照明で明かりを補えるダイニング向けの商品でしょう。
おすすめスコア:4.46(2026/01/22時点)
最安価格:12,800円(2026/01/22時点)
天井が高い一軒家でも、冷房効率UPを期待できる風量
SISの「シーリングファンライト プライウッド」は、電球を覆うシェードに隙間があり光が広がりやすい照明です。ライトの真下だけでなく天井方向も明るくなるので、天井が高い部屋でも明るい印象になります。床近くの空気を収束させるのは難しいものの、ファンの近くでは気流を作れました。暖房時には、空気が緩やかに循環するでしょう。一方で、冷房時の風はパワフル。ファンから床へと真っ直ぐに、渦を巻きながら空気が届きましたよ。電球取りつけタイプの本商品は、電球の点灯数を切り替えて明るさを調節します。2灯・4灯の切り替えのみのため、微調節は難しいでしょう。また、調色機能がないため、シーンや時間帯に合わせて光を使い分けられないのも留意点。照明としての機能を重視する人には物足りない印象です。厚さが40cmと厚いため、天井が高い一軒家向けの本商品。冷房時には空気の流れが体感できて、涼しく過ごせるでしょう。
おすすめスコア:4.46(2026/01/22時点)
最安価格:15,560円(2026/01/22時点)
柔らかい気流を作り、冷暖房効率UPに多少は貢献する
「シーリングファン Windouble 4灯 BIG-101」は、楽天市場で人気のシーリングファンライト。デザイン家電やインテリア雑貨を扱うライフオンプロダクツの商品で、リバーシブルの羽が特徴です。暖房に適した回転では、パワフルさに欠けるものの、ファンに向かって空気が巻き上がりました。暖房効率を上げるのに苦戦しがちなシーリングファンライトのなかでも、本商品にはそこそこ満足できそうです。また、冷房に適した回転では、柔らかい気流を発生させて床まで空気が届きました。冷暖房効率を顕著に上げるほどのパワフルさはなくとも、空気の流れは作れているといえます。ファンの操作はシンプルで、回転向きの切り替え機能と3段階の回転速度の切り替え機能のみ。なお、回転速度を最大にしても静かでした。4つの電球を取りつけるタイプなので、照明としての使いやすさはLEDライト一体の商品には劣ります。しかし、電球取りつけタイプが搭載する機能としてはスタンダードな商品なので、特別困ることはないでしょう。
おすすめスコア:4.4(2026/01/22時点)
最安価格:27,791円(2026/01/22時点)
リビング・ダイニングに。色温度を変えられる大型ファン
慕晟の「シーリングファンライト LumaFlow AC-CFL-1008」は、リビングやダイニングで使いたい人におすすめ。検証したなかではかなり大型のモデルです。暖房時に適した回転は、惜しくもトップ層にはおよばないものの、しっかりと気流ができていました。冷房時に適した回転でも床までしっかり空気が降り、冷房の涼しさが隅々まで行き渡りやすい印象です。リモコン操作によって、風量は8段階から好みの強さに調整できます。回転する向きも切り替えられるため、夏・冬のどちらも快適な室温に調節しやすいでしょう。しかし、サーキュレータータイプなので静音性は期待できません。照明機能はかなり充実。細かい調光・調色ができるタイプで、常夜灯も2段階の明るさから選択できます。色温度を変更できるため、その日の気分やシチュエーションに合わせて明るさをカスタマイズしたい人にぴったりです。パワフルな大型シーリングファンでありながら、調光にもこだわれる商品。食事・勉強などさまざまな用途で使われる広い空間に向いています。
おすすめスコア:4.22(2026/01/22時点)
最安価格:28,980円(2026/01/22時点)
マンションでも圧迫感が少ない、性能・機能が標準的な羽付きタイプ
照明のデザインから製造・販売まで一貫して行う、照明器具専業の老舗メーカー大光電機の「LEDシーリングファン ASL-613」は、照明のシェードがシリコン製なのが特徴的。全体の厚さは29.5cmで、羽つきタイプにしては薄型です。実際に使ってみると、暖房時に適した回転では横方向に広がりながらではあったものの、ファンの近くの空気は収束し上向きの気流ができていたといえます。一方で、冷房時に適した回転では床まで空気の渦をつくるほどのパワーはなく、ファンを離れると横方向に広がる印象3段階の風量調節と回転向きの切り替え、オン・オフのみの操作で、実力・機能性ともに平均的なシーリングファンライトでしょう。点灯切り替えでは、6灯・3灯に切り替えて明るさを調節できます。付属の電球は、部屋があたたかい印象になる電球色。10畳程度の部屋でも十分な明るさのため、メインの照明として活躍しそうです。
おすすめスコア:4.21(2026/01/22時点)
最安価格:42,595円(2026/01/22時点)
ファンの角度を調節できる。ただし空気の循環はそこそこ
生活関連商品の開発・卸売を行っているドウシシャの、「CIRCULIGHT シーリングシリーズ スイングモデル DCC-SW12CM」はサーキュレータータイプの商品。「CIRCULIGHT」シリーズのなかでも、ファンの向きを調節できるスイングモデル商品で、全体の厚さは20cmと薄型です。暖房時に適した回転では、床に広がる空気をしっかり巻き上げるのは難しい様子。冷房時に適した回転も同様に、上のほうに溜まった空気をファンに取り込む力は物足りませんでした。一方で、攪拌に関わる機能は充実しているのが特徴。ファンを2種類の傾きに角度調節できるのに加えて、360度の首振り機能により真下以外の方向にも風を送れます。また、風量も16段階と細かく調節できますよ。LEDライト一体型で、10段階の調光・7段階の調色機能がついているほか、好みの光を登録できるなど部屋のメインの照明として使いやすい本商品。12畳程度の部屋で使うなら、明るさにも満足できそうです。風量が強いと音が気になるのは難点ですが、照明としての機能が捨てきれない人は検討してみてくださいね。
おすすめスコア:4.06(2026/01/22時点)
最安価格:38,280円(2026/01/22時点)
快適に使う機能は満載。心地よい風は空気の循環効果にはあと一歩
デザイン家電やインテリア雑貨を扱うライフオンプロダクツの「パネライトサーキュレーター JE-CF029」は、照明の部分が板状なのが特徴のサーキュレータイプの商品。「木漏れ日のもとで感じる心地よい風と光を日常に」というコンセプトで、ファンの部分が木目調です。全体の厚さが16cmとシーリングファンライトの中でも薄型なので、大きさ・デザインともに部屋に馴染みやすいでしょう。床に広がる空気を吸い上げる力はそこそこ。ファンの近くでは巻き上げる流れができていますが、多くの空気はファンに収束できず横に広がってしまいました。冷房時に適した回転でも、空気が床まで届いていない様子。最大風速のときの音はかなり大きい一方で、ファンから50cmほど離れると風を感じなくなってしまったのもネックです。機能面での評価では、攪拌・明るさともに高評価。15段階の風量調節・10段階調光・7段階調色など、ファンと照明どちらも細かく調節可能。14畳程度の部屋でも満足の明るさです。タイマーやリズム風があり寝室にもおすすめですが、風量を強くすると音が気になるので、空気の循環と音の大きさのバランスをとる必要があります。
おすすめスコア:4.0(2026/01/22時点)
最安価格:23,900円(2026/01/22時点)
冬に時々使うならちょうどよいが、冷房の循環には不向き
ドウシシャの「サーキュライト EZシリーズ スイングモデル DCC-SW08EC」は、冬場にたまに使う程度なら候補になるシーリングファンライト。冷房の空気を循環させる風の直進性は少し物足りないものの、空気の攪拌性は悪くありません。室内の風はある程度循環できるでしょう。暖房に適した回転では、空気がファンに収束しきれていないものの、しっかりと上向きの気流が発生していました。一方、冷房に適した回転では、ファンの周辺で気流ができていますが、その空気が床まで届いていません。空気が下に降りにくく、全体的な室温を下げる効果はそれほど期待できなさそうです。付属しているリモコンには、7段階の風量調整機能や回転する向きの切り替え機能を搭載しており、攪拌に関わる機能の項目では高評価を獲得。天井が高い部屋や寒い日に使う場合は風量を強めに設定するなど、工夫すればより効率的に温まれそうです。照明機能も申し分なく、細かい調光・調色ができるうえに、常夜灯の明るさも2段階で調節可能。風量・明るさともにこだわりたい人にはちょうどよいでしょう。通常のシーリングライト同様、ネジ締め不要で簡単に設置できるのもメリット。夏場に使用する場合、部屋の大きさによっては力不足な可能性もありますが、寒さが厳しい日のサポートアイテムとして使うなら十分なスペックといえそうです。
おすすめスコア:3.96(2026/01/22時点)
最安価格:32,780円(2026/01/22時点)
高速回転するが、部屋中の空気を動かすパワフルさに欠ける
「CIRCULIGHT シーリングシリーズ スタンダードモデル DCC-A08CM」は、生活関連商品の開発・卸売を行うドウシシャの商品。2022年モデルよりも約23%省エネルギーで、風量は16%アップしたと謳う2023年モデルです。撹拌に関わる機能が充実しているのが特徴で、風量を16段階に調節できたり、回転速度が変わるリズム風があったりと細かく設定できます。加えて、睡眠を邪魔しない自然な風を再現する「おやすみ風」モードを搭載。3パターンの強弱調節を使い分けることで、強い風と弱い風を交互に繰り返す「リズム風」よりも自然な風を再現します。しかし暖房時の回転では、広がる空気をうまくファンに収束できない結果に。ファンの真下では多少の空気の流れを感じましたが、効率的に暖かい空気を部屋に循環させるのは難しそうです。また、冷房時に適した回転では、ファンの回転が速く空気がかき消えます。ファンの回転速度を遅くすると、羽が小さいぶん空気を真下まで届かせるのには苦戦し、冷房効率UPに適した風を発生させにくいという結果でした。ファンとしての性能に懸念が残りますが、照明としての実力は十分。明るさは10段階、光の色は7段階に調節できます。常夜灯が2段階の明るさに設定できるのもポイントです。ファンとしての役割は補助として割り切れるのであれば、照明としては便利に使えるでしょう。
おすすめスコア:3.96(2026/01/22時点)
最安価格:10,800円(2026/01/22時点)
大きめの商品で広い部屋におすすめ。10段階で調光できる
ヒロ・コーポレーションの「シーリングファンライト HLCF-550」は、シンプルな操作性と十分な機能性を兼ね備えたシーリングファンライトを探している人におすすめ。細かい風量調節や調光が可能なうえ、リモコンがシンプルでわかりやすい印象です。暖房・冷房ともに、回転による空気の流れは悪くはない評価。冷房に適した回転では、ファンの近くに滞留する空気は巻き込まれて渦状になり、床まで届いています。一方、暖房に適した回転では、ファンのすぐ近くで気流が発生しているものの、ファンに収束しきれていないのが惜しい点です。リモコン操作で、風量調整や回転向きの切り替えが可能。ファンの首振り機能がない点や、風量の段階数が4段階に留まる点は惜しいものの、申し分ない機能性といえます。調光機能も10段階と幅広く、常夜灯も調光可能。雰囲気に合わせて色温度を変えれば、勉強・食事・読書など、様々なシチュエーションにも適応できるでしょう。操作性・機能にこだわるなら検討してみましょう。
監修者:福多佳子(照明プロフェッショナル)
ガイド:田丸大暉(Hiroki Tamaru)(家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当)
※ 監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。


