DeFiとTradFiの融合進む 大手DEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)開発元のユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、RWA(現実資産)トークン化企業セキュリタイズ(Securitize)と戦 […]DeFiとTradFiの融合進む 大手DEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)開発元のユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、RWA(現実資産)トークン化企業セキュリタイズ(Securitize)と戦 […]

ユニスワップラボとセキュリタイズが戦略的統合、ブラックロック「BUIDL」がUniswapXで取引可能に

2026/02/12 13:56
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DeFiとTradFiの融合進む

大手DEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)開発元のユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、RWA(現実資産)トークン化企業セキュリタイズ(Securitize)と戦略的統合を実施し、ブラックロック(BlackRock)のトークン化ファンド「BlackRock USD Institutional Digital Liquidity Fund(BUIDL)」の持分を、オープンソースのルーティングプロトコル「ユニスワップX(UniswapX)」技術を通じて取引可能にしたと2月11日発表した。

これにより、BUIDL保有者はオンチェーンでの流動性オプションを得ることになり、伝統金融(TradFi)と分散型金融(DeFi)の融合がさらに進展するという。

今回の統合では、セキュリタイズの枠組みのもとでホワイトリスト登録された適格投資家が、ユニスワップXのRFQ(Request for Quote)フレームワークを利用してBUIDLを取引できるとのこと。システムは、フローデスク(Flowdesk)、トッカ・ラボ(Tokka Labs)、ウィンターミュート(Wintermute)などのホワイトリスト登録マーケット参加者から最良価格を提示し、取引はイミュータブルなスマートコントラクトを通じてオンチェーンでアトミックに決済される仕組みだ。

ユニスワップラボ創業者兼CEOのヘイデン・アダムス(Hayden Adams)氏は「価値交換をより安く、速く、アクセスしやすくすることが私たちの使命だ。ブラックロックおよびセキュリタイズとの連携により、効率的な市場、より良い流動性、より速い決済が実現する」とコメントしている。

またセキュリタイズのCEOであるカルロス・ドミンゴ(Carlos Domingo)氏は「伝統金融の信頼性と規制基準を、DeFiのスピードとオープン性と融合させる取り組みの到達点だ。機関投資家やホワイトリスト投資家が、自己カストディでトークン化RWAを取引できる」と意義を強調した。

ブラックロックのデジタル資産部門責任者ロバート・ミッチニック(Robert Mitchnick)氏も「BUIDLのUniswapX統合は、トークン化USD利回りファンドとステーブルコインの相互運用性における大きな前進だ」と述べている。

さらにブラックロックは、ユニスワップのエコシステムにも戦略的投資を行ったことを明らかにした。なお一部メディアでは、ブラックロックがユニスワップの独自トークン「UNI」を非公開の量で購入したと報じられいる。ただしブラックロックは、ユニスワップエコシステムやUNIなどの関連トークンについて、推奨・助言を行う立場ではないとしている。

アダムス氏は同日、自身のXにて「DeFiにとって大きな日だ」と投稿。ブラックロックは約14兆ドルの運用資産(AUM)を持つ世界最大の資産運用会社であり、BUIDLは同社初のトークン化ファンドだと説明したうえで、「すべての価値がオンチェーンで取引される未来への大きな一歩だ」との見方を示した。

今回の統合により、BUIDL投資家は市場に提示される価格を横断的に参照しながら、ホワイトリスト登録された参加者と24時間365日、双方向でのスワップ取引が可能となる。従来のファンド取引と比べ、即時性や透明性の面で優位性が期待される。

なおセキュリタイズはRWAに特化したブロックチェーン「コンヴァージ(Converge)」を、エセナ・ラボ(Ethena Labs)と共同開発している。

同チェーンは、完全パーミッションレスなDeFiエコシステムと、TradFiによる許可型RWAアプリケーションの双方を支える設計が特徴。アーベ(Aave)、ペンドル(Pendle)、モルフォ(Morpho)といった既存DeFiプロトコルの機関投資家向け展開と、セキュリタイズの許可型トークン化RWA資産の接続基盤となることが想定されている。

コンプライアンス対応を前提とした設計で、機関投資家向けRWA流通基盤としての活用が見込まれている。

今回のユニスワップX統合はイーサリアム(Ethereum)上で実装されるが、セキュリタイズは並行してRWA特化チェーンの構築も進めており、DeFiと機関投資家向けRWAの両立を図る動きを強めている。

参考:発表
画像:PIXTA・iStock/Lidiia-Moor

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