石川県に本社を置く繊維メーカーの北紡は17日、ビットコイン(BTC)の取得方針を変更し、従来の「毎営業日200万円相当の購入」から、市場環境に応じて柔軟に判断する「随時取得」へ移行すると発表した。

併せて、大口取引の執行および管理体制の強化を目的に、SBI VCトレードが提供する「SBIVC for Prime」を導入する。

同社は2025年7月からドルコスト平均法に基づきビットコインの取得を進めており、直近の開示(2月12日時点)によると累計購入枚数は14.66BTC、累計購入金額は約2億3800万円に達している。

13日に発表された決算(2026年3月期第3四半期)によると、ビットコイン価格の下落に伴う評価損が響き、新たに報告セグメントとして追加された「クリプトマネジメント事業」において4724万5000円の営業損失を計上した。

同社は、連続して営業損失を計上していることから、継続企業の前提に関する重要事象を注記している。

NADA NEWSが昨年10月に行ったインタビューにおいて、北紡専務取締役の篠原顕二郎氏は、かつての主力であった紡績事業が売上全体の約25%まで縮小している現状を指摘した。

その上で、篠原氏はビットコインを「財務健全化の切り札」と位置づけ、「当面の目標保有量は70BTC」であると答えている。

|文:栃山直樹
|画像:北紡の専務取締役で、クリプトマネージメント部門長(当時)を務める篠原氏(撮影:NADA NEWS編集部)

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