米国モーニング・ダイジェストにようこそ。1本日の暗号資産市場の主な動向をまとめたお役立ち要約版をお届けする。
コーヒー片手に、相場の変動に備えるべき局面。中東発の動向を受けて市場が反応している。本稿執筆時点で米株先物は上昇し、原油価格は値動きの荒い1週間の後で緩やかに下落。一方、トレーダーは最新のニュースや、外交的な噂、継続する地政学リスクを織り込みながら、センチメントは警戒感を伴いつつも流動性は維持されている。
米国株式市場の先物は水曜日に大幅上昇。この背景には、イランが中東地域の継続的な紛争の終結を巡り、米国に「極秘」協議を提案したという報道がある。
詳細は未確認だが、この外交的進展への期待感から投資家心理が改善。一方、直近の急騰を経て、原油価格は落ち着きを取り戻しつつある。
ダウ工業株30種平均に連動する先物は123ポイント(0.2%)上昇。S&P500先物も0.4%上昇し、ナスダック100先物は火曜夜間に下落した後0.6%上げた。欧州市場も最新ニュースを織り込み回復傾向を見せた。
報道によれば、イラン側の提案は他国の情報機関を通じて間接的に伝達されたとされる。弾道ミサイルや核計画の抜本的縮小、外国勢力への支援削減が含まれる模様。
その見返りとして、トランプ米大統領は、存続するイラン指導部が権力を維持できる可能性に言及。「ベネズエラ方式」を譲歩の枠組み例として挙げている。
スコット・ベセント財務長官は水曜日、CNBCで、ペルシャ湾を経由する原油輸送の安定へ向けて米国が措置を講じていると表明。タンカーのリスク保険やホルムズ海峡での海軍護衛の可能性に言及した。
ブレント原油先物は0.7%下落、ウエスト・テキサス・インターミディエイト原油は直前の上昇分を受けて1%以上下落。
外交的打開への期待感が慎重な楽観ムードを生み出しているが、合意の即時実現性には当局も依然として懐疑的。イスラエル当局は、イラン指導層を標的とした攻撃を続ける中、ワシントンにこの働きかけを無視するよう促したとされる。
イラン国内の権力構造が混乱する中で協議が難航する可能性もある。
いずれにせよ、影響は既に市場に表れている。紛争初期にはエネルギー価格が急騰し、現在は安定へ向かう動き。これは、輸出再開や供給混乱の緩和を見込む投資家の動きとの見方もある。
先物取引では、少なくとも一時的にボラティリティが低下する局面を見込んだポジション形成の動きがみられる。ただし、全体の不透明感は依然として払拭できない状況。
イラン側の譲歩観測による株式の短期上昇は見られるが、具体的な解決への道筋はいまだ不透明。
現地での指導層損失や継続する空爆など、事態の推移によってはセンチメントが急変する可能性もある。
本日注目すべき米国暗号資産ニュースの概要は以下の通り。
| 企業名 | 3月3日時点の終値 | プレマーケット概況 |
| ストラテジー(MSTR) | 132.68ドル | 142.24ドル(+7.02%) |
| コインベース(COIN) | 182.36ドル | 195.00ドル(+6.93%) |
| ギャラクシー・デジタル・ホールディングス(GLXY) | 20.68ドル | 21.95ドル(+6.14%) |
| MARAホールディングス(MARA) | 8.66ドル | 9.19ドル(+6.12%) |
| ライオット・プラットフォームズ(RIOT) | 15.29ドル | 15.85ドル(+3.66%) |
| コア・サイエンティフィック(CORZ) | 15.30ドル | 16.00ドル(+4.58%) |


