AI暗号資産セクターは2026年3月25日{AI暗号資産セクターは2026年3月25日{

AI関連暗号資産が10%上昇 主導する3銘柄

2026/03/25 21:23
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AI暗号資産セクターは2026年3月25日に10.67%上昇し、わずか1セッションで時価総額の合計が176億ドルから194億8000万ドルまで拡大した。取引高も19.34%増加し、49億5000万ドルに到達。この動きは、流動性の低い市場による価格上昇ではなく、実際の投資参加が支えていることを裏付ける。

これを受け、BeInCrypto編集部は過去24時間で期待を上回るパフォーマンスを示したAI関連暗号資産3銘柄を分析した。

AI関連暗号資産市場が急騰

今回の原動力はマクロ要因。トランプ米大統領がイランへの空爆を5日間停止したことで、世界市場全体がリスク選好ムードへと転換した。原油価格が急落し、S&P500先物が上昇、暗号資産もこれに追随した。

暗号資産市場内では、AIトークンが第1四半期を通じて続いていた売り圧力から大幅な上昇となった。これは、リスク選好姿勢が戻り、テーマ主導の資金が再びAI分野に流入した結果である。

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AI暗号資産の時価総額 出典: CoinMarketCapAI暗号資産の時価総額 出典: CoinMarketCap

グレースケールのリサーチ部門は、AIトークンを2026年第1四半期を通じて比較的底堅さを示した2分野の1つとしてすでに特定。今回の動きは、そのポジションが成果を上げつつあることを示している。

人工超知能アライアンス(FET)

Fetch.AI(FET)は日足チャートで0.2551ドル付近で推移し、0.2409ドルの安値から回復して5.20%上昇。フィボナッチリトレースメントはサイクル安値0.1398ドルからスイング高値0.2569ドルまで設定されている。現在、価格は1.0のエクステンション水準へ迫っており、0.1398ドルを起点とした70.59%の上昇はすでに達成済み。

このチャートで最も重要なシグナルはOBV(オンバランスボリューム)。3月を通じて明確な上昇トレンドラインに沿って推移し、現在は75億5000万に到達している。

特筆すべきは、OBVが3月17日から23日までの価格調整局面でも上昇基調を崩さなかった点。価格が下落する局面でもOBVが上昇を続けたことで、買い手側が売り圧力を吸収していること―すなわち、投機的なバブルではなく実質的な累積が進行していることを示す。

FET価格分析 出典: TradingViewFET価格分析 出典: TradingView

上昇シナリオの継続には、1.0フィボナッチエクステンションおよび直近の高値である0.2569ドルを日足で上抜ける必要がある。この水準を突破すれば、次は1.236の0.2845ドル、1.5の0.3155ドルが順に上値ターゲットとなる。

一方で無効化シナリオは、チャート上の水平サポートである0.1965ドルを日足終値で下回る場合。そうなれば、回復基調は崩れ、0.1845ドルのゾーンが次の注目ポイントとなる。

サイレン(SIREN)

本日高いパフォーマンスを見せた別の暗号資産がSIREN。同銘柄は2.12ドルで取引され、1日で109.96%の急騰となり、AIセクターのなかでも屈指の上げ幅を記録した。日足チャートでは、注記された67.10%下落(0.9418ドル)から2.00ドル台を取り戻した形。マネーフローインデックス(MFI)は76.38で、買われすぎ圏内にある。

しかし、チャイキン・マネーフロー(CMF)は-0.12と慎重なシグナルを発している。価格急騰にもかかわらずCMFはマイナス圏。直近高値からの下降トレンドラインが示す通り、出来高ベースで見ると買い優勢とならなかった。この価格とCMFの乖離は警戒サインと捉えたい。

このアルトコインが過去最高値(ATH)である4.72ドルに到達するには、現時点で120%の上昇が必要。なお、このATHは週末に記録されており、SIRENの現在地からそれほど遠くない価格帯にある。

SIREN価格分析 出典: TradingViewSIREN価格分析 出典: TradingView

強気シナリオでは、調整局面でも2.00ドルを維持できれば2.59ドルを目指す展開。0.40ドルから続く青色の上昇トレンドラインは現在1.10ドル付近で、構造的な下値支持線として機能している。

無効化シナリオは、0.94ドルを下回る日足終値である。この水準は、前回の持ち合い局面でサポートとして機能した。このラインを失う場合、110%の上昇は継続的なトレンド開始ではなく、むしろ上昇の一時的なスパイクと解釈される可能性。MFIが76.38で推移していることを鑑みると、短期的にはいったん持ち合いを挟んでから上昇を続ける展開の方が有力。

ビッテンソー(TAO)

ビットテンソル(TAO)は、355ドルで推移している。61.8%フィボナッチリトレースメントである306ドルを明確に上抜けた。フィボナッチのグリッドは、サイクル安値142ドルから直近高値589ドル付近までをカバーする。チャートには、今回のブレイクアウトゾーンから355ドル到達まで21.07%の上昇と注記されている。

2本の指数移動平均線は、今後ゴールデンクロス発生の可能性を示唆するシナリオで揃った動きを見せている。50日指数移動平均線(青)は269ドル、200日指数移動平均線(赤)は233ドル。いずれも現在価格より下に位置し、TAOは両線を明確に突破した。

12月から2月の調整局面では、両移動平均線を下回って推移していたが、3月に両EMAを上回ったことで、構造的に弱気から強気へと転換した。

TAO価格分析TAO価格分析 出典: TradingView

赤の需給ゾーンは285ドルから310ドル付近。このゾーンは12月から1月の間、レジスタンスとして機能していたが、現在はサポート水準へと転換している。

TAOは3月24日の調整局面でこのゾーンをテストし、サポートとして機能したことでブレイクアウトが確認された。現状より上では、まず78.6%フィボナッチ水準の350ドル、次に直近高値となる407ドル付近の1.0倍エクステンションがターゲット。その後の最終ターゲットは1.236倍エクステンションの469ドル。

グレースケールTAO ETFの申請は、未だ市場に織り込まれていない構造的な材料である。無効化シナリオは306ドルを下回る日足終値。この場合、61.8%水準突破はだましに終わることを示す。

そうなると、次のサポートは50%水準の275ドル、続いて0.382水準の243ドルが意識される展開。

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