UAEの物流会社 AD Ports Group は、ブラジルの港湾ターミナル運営会社Corredor Logística e Infraestrutura(CLI)をAED31億(8億3500万ドル)で買収した。
今回の買収により、アブダビグループは南米市場に参入し、ブラジルとインド亜大陸、東アフリカ、東南アジアを結ぶ新たな東西貿易ルートの開発計画を推進する。
AD PortsはCLIを共同オーナーであるMacquarie Asset ManagementとIG4 Capitalから買収したと、アブダビ証券取引所(ADX)への声明で発表した。
CLIはCLI Norteの100%を所有しており、ブラジル北東岸のイタキ港で穀物ターミナルを運営している。また、南東岸のサントス港で砂糖輸出ターミナルを運営するCLI Sulの80%を保有している。
「今回の取引により、当社は初めてラテンアメリカへの国際的な展開を拡大し、当社のコア事業の一つである農産物・食品分野の活動をさらに深化させることができる」と、AD Ports グループCEOのMohamed Juma Al Shamisiは述べた。
2025年、CLIは穀物、油糧種子、飼料などの農業バルク貨物を合計1700万トン取り扱い、AED6億5400万の収益を上げた。CLIの上級管理職はそのまま留任する。
本取引は、規制当局および独占禁止法の承認を条件として、2026年下半期に完了する見込みである。
CLIの買収はAD Portsにとって過去最大の買収案件であり、2023年のスペインのNoatumのAED27億での買収、2024年のドバイを拠点とするGlobal Feeder Shippingの51%株式取得(AED19億)に続くものである。
先月、AD Portsは純利益が前年比41%増のAED6億5300万となり、収益が25%増のAED58億に達したと報告した。
同港湾オペレーターの75%は、アブダビの政府系投資持株会社 L'imadの傘下であるADQが保有している。火曜日の株価は1%下落してAED4.48で引け、年初来で6%の下落となっている。
