ドナルド・トランプ大統領は土曜日、自身と彼が世界中に与える「愛」を称えるミュージックビデオをソーシャルメディアでシェアした。あるジャーナリストはこのビデオを「狂気じみている」と表現し、現職の米大統領によるこのような行動がいかにして「正常化」されてしまったのかと、人々が声に出して疑問を呈する事態となった。
このミュージックビデオで使われている曲は「Trump」というシンプルなタイトルで、4月にトランプの支持を獲得した共和党議会候補のアンソニー・コンスタンティーノが作詞・歌唱した。生成AIを使って制作されたとみられるこのビデオはトランプが世界各地を旅する様子を描いており、歌詞は世界中の人々がトランプを「愛している」と繰り返している。

「トランプ、トランプ、トランプ、トランプ、トランプ、トランプ、トランプ、どこへ行っても、みんなドナルド・トランプを愛している」と歌詞は続く。
受賞歴のある作家ジェニファー・エリン・ヴァレントは、現職の米大統領によるこのようなソーシャルメディアへの投稿が、ニュースメディアにほとんど注目されなかったことへの懸念を示した。
「朝のスクロールが大統領のさらなる狂気をもたらすとわかっていることよりも、その狂気を正常化することをほぼ決めてしまった国では、それがほとんどニュースにもならないとわかっていることのほうがずっと悪い」と、ヴァレントは土曜日にXへのソーシャルメディア投稿に書いた。
航空宇宙・防衛ライター兼アナリストのビル・スウィートマンも同様の結論に達した。「これの最悪な点は、それが普通に見えることだ」と彼はXへのソーシャルメディア投稿に書いた。
アイルランドの政治活動家で公職候補のケビン・マーフィーにとって、トランプのソーシャルメディア投稿はさらに深刻な何かへの警告だった。
「核兵器にはアクセスできないですよね?」とマーフィーはXへのソーシャルメディア投稿で皮肉を込めて述べた。